「妊産婦食アドバイザー」カテゴリーアーカイブ

減塩のヒントである乳和食という考え方を学びに行ってきました

乳幼児期の食事としても大切な視点である「濃い味に慣れさせずに「うす味」に親しむ」 という考え方。こどもの味覚の発達の観点からも大切です。とはいえ、大人用に作った料理を一緒に取り分けられたら支度が楽になるのに・・・というのも本音ですよね。

家族みんなが美味しいと感じながら減塩できる方法については出汁を効かせるという工夫がベースとなりますが、その出汁の代わりに「牛乳」という選択肢があることを知っていますか?

その考え方というのが「乳和食」。にゅうわしょくと読みますが新しい和食という意味も兼ねていらっしゃるようです。

小山先生を知ったのは、母子栄養協会にて開講している妊産婦アドバイザー講座を受講してから。料理本のアカデミー賞と言われるグルマン世界料理本大賞にて2014年イノベイティブ部門世界第2位を受賞された考え方として知り、ずっと興味持っていました。

提唱者である小山先生とご一緒に copy
実際にお話させていただいた小山先生はとってもチャーミングで素敵な先生でした^^

 

正直、牛乳臭さが残ったり、色が全体的に白くなる料理なのかなという第一印象でしたが、実際に先生の講義と調理実習にて確認するポイントなどを伺い、実習した料理を口にした途端、イメージがガラッと変わりました。美味しい!!!

調理実習中_乳和食
一緒の班の方と調理。中には男性参加者や80を超える方も一緒に。
減塩のヒントがいっぱい
全ての料理に牛乳が使用されています。見た目は和食なのに!

今回の参加者は主に高齢者の方向けの講義テーマでもあるためか私は参加者の中では若手部類でしたが、この考え方を元に妊産婦食はもとより、幼児期の食事の味付けのヒントをたくさんいただけた気がします。特に牛乳が嫌いというお子さんを持つご家庭では少しでも牛乳に慣れさせるという意味でもトライする価値ありだと思います。

早速講習後、自宅であれこれ実験をしてみました。妊産婦さんのおやつとしてイメージした簡単デザート。少し熟れてしまった梨の処理方法として偶然作りましたが美味しく食べられましたよ。

梨とチーズのふんわりデザート
すりおろした梨と牛乳から作ったカッテージチーズに蜂蜜でふんわり甘みとレモン汁と少しさっぱりめに・・・

 

追記:

乳アレルギーのお子様に使用する際の牛乳の状態・組成が変わったとしても控えていただくようにというお話でした。

 

【母子栄養協会】妊産婦食アドバイザー講座に登壇しました

妊産婦食アドバイザー講座

 

一般社団法人母子栄養協会さまにて妊産婦食アドバイザー講座の認定講師として登壇しています。

今日の会場ではまだおくびがすわっていないベビちゃん連れの受講生の方も。午前中のみの時間ですが、とってもお利口ちゃんでした。

妊活を専門とされ、ご自身でもSazukaru 主宰である代表講師の長先生の経験豊富なカリキュラムを元に構成された講座では、実践できるヒントがたくさん詰まっています。

妊娠から出産、そして非妊娠時の状態に戻るまでは、出産の数ほど色々なことが起こります。まさに一人一人の今のある状態に寄り添いながらのアドバイスが求められますね。

代表講師である長先生や代表理事の川口先生とともに登壇させていただく時間はmamaful隅にとっても勉強になる時間です。おかげさまで様々なケースや事例を伺うことも多く、新しい情報にも触れています。

特に募集などはしていませんが、mamafulでも妊娠を考えている方、第二子を考えているといったママとの個別カウンセリングなどもご要望にいつでもお受けできる体制を整えたいと思っています。

妊婦さんのおやつ

妊婦さんに最適なおやつなどを用意してゆったりと話せるといいですね・・・。今日もちょっとした一コマでした。

託児付きランチセミナー開催されました #ぼしぱ2018 母子栄養協会2周年パーディー

mamaful隅が登壇させていただいております母子栄養協会さま。協会設立から2周年ということで非日常な空間にてランチセミナーが開催されました。私は企画の段階からお手伝いさせていただきました。

私は「2周年パーティー」と称して参加される方が楽しめる時間を過ごすことを目的にアイディアをたくさんひねる役割。当日はプロフィール撮影ブースでカメラマンさんのアシスタントとして働きつつ楽しませていただきました。

#ぼしぱ2018

私はこちらの協会で開講されている離乳食アドバイザー、幼児食アドバイザー、学童食アドバイザー、妊産婦アドバイザー、母子栄養指導士と代表の川口先生にあこがれてすべて第1期として学ばせていただきました。

母子栄養協会川口代表

多くの書籍を出版されている第一人者でありますが、驚くほどの「普通」の感覚をもち、かつ普通じゃないバイタリティをもっておりいつ寝ているのかわからないくらいのキャリアウーマン。

管理栄養士として 経営者として 母として

多くの面で尊敬する師匠のひとりです。そばでお仕事させていただけている今の環境をとてもありがたく思っております。

会場には様々なブースも出展されており、興味深いことばかり!

お料理もピザがおいしいレストランということもありとても和やかな雰囲気であっという間の時間でした。

ぼしぽ隅

お申込制(満員御礼!)でのプロフィール写真撮影ブースにて最後にとっていただきました。このように笑顔でアドバイスをさせていただけるようになったのは川口代表をはじめとして講座にて学ばせていただいたことは今のmamaful隅の大きな軸のひとつです。

今後も講座を受講される方を通して

母子栄養協会さんのモットーである日本の食卓をもっと元気にもっと笑顔に がひろがるように精一杯講師、その他のお仕事を通してお伝えしたいと思います。

ご参加されたたくさんの皆様、素敵な出会いに乾杯です♬

 

出展された企業の皆様他当日の様子は一般社団法人母子栄養協会HPよりご覧ください。

ストックしておくと便利!しっとり鶏胸肉をつくる2つの方法

こんにちは。

先日焼きそば弁当の投稿をした際に「上にのっている肉はどうやって?」というコメントをいただいたのでちょっとお披露目。

冷めてしまうとお肉についた脂が白く固まりべたつくということに対処としてご紹介したのですがこの鶏胸肉の蒸したものは作っておくといろいろなシーンで使いやすいですよ。

★鶏胸肉のしっとり蒸し

FullSizeRender-10

作り方は2つあります。

火を使いたくないとき電子レンジで!
他に加熱する野菜などあるときはポリ袋でまとめて調理!

 

材料:(作りやすい量で)

鶏胸肉1枚

お酒:適量

塩こしょう:適量

※塩こしょうをハーブ入りのタイプなどにするとさらに味わいがひろがります。

まずは電子レンジバージョン。

①鶏肉に塩こしょうを両面まぶす

②耐熱容器に①を入れ、ひたひた程度にお酒をかける

③電子レンジ600Wで5分加熱。その後お肉を裏返して再度5分加熱。

以上です。

そしてポリ袋バージョン。

①鶏肉に塩こしょうを両面まぶす。鍋にお湯を沸かしておく。

②ポリ袋に①を入れ、空気をなるべく抜いた形できつく締める。

③沸騰したお湯の中で15分程度加熱。

以上。

どちらもシンプルな作り方な分、アレンジしやすいんですよ。

切るときは粗熱をとった状態で切ってください。(やけど注意)

細く裂けばバンバンジーのような形でサラダに添えたり、そうめんや冷やし中華などの麺類と一緒に。

ひとくちスライスで切ればサンドイッチの具材や今回の焼きそば弁当の具としてもオススメです。

夏はとくに火を使う調理はなるべく避けたいという方が多いのでレンジやまとめるというアイディア、参考にしてみてくださいね。