日本こども成育協会で開講しているこども成育インストラクター食専科。
今日のお写真は保健の分野の講義を担当されている鳥居央子先生です。
とても静かな雰囲気を醸し出す東大卒の才女でありますが、実は結構楽しい先生です。隅と同じ「ひろこ」さんです。
「保健」という言葉を聞いてみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?私は保健室の先生といった白衣を着た看護師酸じゃない人という印象でした。よくよく漢字を見てみると
「保健」=「健やかを保つ」という意味ですよね。まさにこれは家庭でお子さんを見守るイメージ。数値だけではないこどもの心とからだの観察をすることで「今日も元気だな」「今日はなんとなく元気がないな」と判断することなのではないのかなと思いました。
「食事の量を食べる、食べない」というのは普段の様子と比較して判断するのであって、ガイドラインや本の基準と比較して判断ばかりにとらわれないようにしたいものです。まさに一番お世話をしている身近な養育者だからこそ不調に気づけるのです。
「健やかに保ち、育んでいく」
ここを重視しながら目の前のお子さんの様子を「監視」ではなく「観察」するようなまなざしで見守ってくださいね。