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【幼児食のお悩みについて】栄養士研修会でのアンケートより2

10月に開催されました仙台市保育所連合会 栄養士研修会にて参加者からのご意見をたくさんいただきました。

日々お仕事で多忙な栄養士さんをはじめ保育園に携わるスタッフの皆さんからのお声として一部紹介します。

かっこ内の数字派重複意見数です。

情報が豊かになった反面、保護者の理想が高まって不安になっている現状があるため、上手くかみ砕いて支援していきたい。(7)

目線を子どもに合わせることも大切だが、保護者のできる範囲に合わせてサポートすることが何より大切だと感じた。(7)

料理ができない、苦手と話す保護者が多く、どのようにアドバイスしたらよいか困っていたので、参考になった。(4)

多様化している子育て社会。料理を作ること自体の経験数が少ない方も増えています。また、調理に関しての興味の度合いも多様化しています。大人のように選んで食べる、お金を払って食べるというわけではなないのが子どもの食事。大人がしっかり成長と発達の度合いを見ながら判断したものを食べさせることが大切ですね。専門職の方の常識はその他の方にとっては理想的な食事、知らない知識がたくさんあると思ってほしいです。とはいえ、情報が氾濫する中、その判断に迷い続ける子育ての時代に突入した中では、一緒に相手の立場に見合った選択の支援が求められています。

保護者からは離乳食の時期での相談では、食事の面を伝えることが多かったが、どういう心持でするのか等、そういう面もフォローしていきたいと感じた。

食事の面を伝えることも大切です。ただタスクをこなすような伝え方ではなく、なぜいまこれが大切なのかなど紋切り型でのアドバイスにならないように工夫する必要はありますね。交流する時間は限られると思いますが心がけを持つことが重要です。

子どもの食事で困っていることは親の目線であり、子どもは一生懸命食べようとしている等の子どもの目線でもあるということが印象に残った。

子どもはわざと保護者を泣かせるようなことも常に考えているわけではないですよね。頑張ってるけど出来ないということの方が多いと思います。監視するような見方より観察するような気持ちで食事や日々の生活を「眼差し」する時間が少しでも撮れるだけで子育てのストレスを感じる感度を調整することができるのではないでしょうか?

【大戸屋地域特別セミナー】子育て応援セミナー開催します!楽しく食べるこどもの育てかた

 

普段mamaful隅は、健康食育シニアマスター/管理栄養士として大戸屋食育セミナーの講師として登壇させていただき2011年よりかれこれ8年くらいになります。

通常の大戸屋食育セミナーでのテーマは「大人向け」ですが、お客様からのご要望があったこども向けを開催することとなりました!

今回は特に
幼児を持つ親向けといった形でmamaful隅が登壇いたします。

1109子ども食育

「こどもの食事は大人のミニチュア版」
とはいかないからこそ大事に「食べることを育みたい」ところ。

とはいっても

「食べるのに時間がかかる」
「一生懸命つくったのにポイっとされてしまう」
「料理があまり得意でないのに毎回子ども用に作るのが大変」
「好き嫌いが多すぎてへこむ」

などお悩みが尽きないのもこどもの食事でもありますよね。

そんな毎日の食事の支度や食事時間というママの大変と感じる時間をほっと「やっぱり可愛いな。大好き」と感じられるヒントをお伝えしようと思っています。

場所は「新宿」となりました。
お申し込みは大戸屋の食育セミナーのサイト内にある
お申し込みフォームより受け付けております。

2019年11月9日(土)9:30受付開始
10:00セミナー開始
参加費:1,000円(税込)お食事券付き

場所:新宿クイントサロン
・ 京王新線・都営新宿線「新宿駅」
新都心出口6より徒歩4分
・ 各線「新宿駅」南口より徒歩9分
・ 大江戸線「都庁前駅」A2出口より徒歩7分

お申し込みは大戸屋のHPより可能です。

https://shokuiku.ootoya.com/2019ma

【講演実績】栄養士研修会に登壇しました/仙台市保育所連合会様

昨年児童福祉施設向け雑誌である「こどもの栄養」にて連載させていただいたご縁より、講演のご依頼をいただきました。

実はご依頼をいただいたのは昨年の12月。お問い合わせメールをいただいた時から。

仙台市講演会

当日、会場へ到着すると本当にたくさんの栄養士さんを中心にお集まり頂きました。私からは最後方の方のお顔の表情まで確認できないくらいでした。

日々こどもたちへ安全にかつ、楽しい給食生活のために従事しておられるスタッフがいらっしゃるからこそ、こどもたちが成長していきます。まずはご参加いただいた方への感謝を添えてからお話させていただきました。

仙台市講演会

最後のご挨拶に話された保育園の園長先生からは「とっても勇気をいただいた」とお話してくださいました。多くの業務があり、保護者との会話も手短かにとなりやすいことも多いと思います。そんな短時間のコミュニケーションで最優先すべきことは何なのかということも判断する力が求められているると感じます。

  • 知らない知識を知りたいのか
  • うちの子にとっては○○ということはどうなのか
  • 家と園での様子について(食事に関する悩みは結構多い)

保護者は正解を求めているケースもあれば単に「承認」を委ねたいケースもあると思います。

 

保育士や栄養士、調理師のかたにとっては「当たり前」のことでも初めての育児をする母親には「とてもありがたい知恵」となることはたくさんあります。

自信を持って支援する士業の皆様のご活躍を期待しております!!!

川崎市多摩区子育て支援者研修を担当しました

多摩区研修スライド

川崎市多摩区にて子育て支援者育成講座「こどもの食と栄養」の回を担当させていただきました。

当日はあいにく大雨の後の晴天。2時間講義と調理実習がついたボリュームのある講義内容です。荷物持って雨具着て最寄駅ついたらお日様が待っていました。

この研修に参加される方というのは、子育ての経験がある方が多いのです。ですが、その子育て時代はそれぞれ。当時の子育てに関する情報が更新されていることもあるし、また子育てを取り巻く環境や社会もどんどん変わっていくため、子育てを支援する側の経験は今の知識見識に基づいて支援をしていただきたい旨を中心に講義でお伝えし、後半はご飯やお野菜がが好きになる工夫として簡単レシピをたくさん作っていただきました。

多摩区総合庁舎内にある調理室にて開催
多摩区総合庁舎内にある調理室にて開催

 

いつもお世話になっている NPO法人ままとんきっずのスタッフのかたがたくさんフォローしてくださいました
お茶碗に盛ったご飯が美味しく食べられるおかずを簡単に
お茶碗に盛ったご飯が美味しく食べられるおかずを簡単に作ってみようとグループで分担して作りました。

とある参加者の方からは「実際そこまで期待していなかったのですがとっても美味しくてまた作ろうと思いました」とメッセージを下さった方も。今回は卵・乳不使用という条件があったので

きな粉とお砂糖と太白ごま油(白)で作りましたがお麩のラスクが大好評でした。お麩はmamafulの中ではよく使う食材なのですが普段はお味噌汁くらいにしか使う用途がなかった!という反応でお麩ファンの私なのでこれでファンが増えた!と勝手に喜んでいます。

お子さんと一緒にお手伝いしながらつくれるものも多いのでぜひ「楽しいおうち食育」としてもご家庭でトライしていただきたいです。

 

mama+ママタス動画がアップされています_こどもがお菓子を食べ過ぎる

画面をクリックすると動画に飛びます

 

忙しいママが子育ての悩みを解決するのに使う媒体として今、動画がどんどん普及していますね。私が実際に乳幼児期を過ごした時にはSNSの文字テキストが精一杯でしたが、気軽に知りたいという場合のコンテンツがあることは心強いものです。

さて、今回mamaful隅が食専科のディレクターとして従事しております一般社団法人こども成育協会へ依頼があり、動画コンテンツ作成協力をさせていただきました。

こどもがお菓子を食べ過ぎる というお悩みについてはどうすべきかを伝える前に「なぜ食べ過ぎてしまうんだろう?」と考えてみることが大切です。単にお腹が空き過ぎているのか?虜になってしまう味付けを欲してしまうのか?単に口寂しい?お子さんによっても「なぜ」の要因が違うかなと思うので、一つの解決法だけでは難しいかもしれませんが、お子さんの行動には理由があるということも知っていただくとママなりの対策にもつながると思います。

動画に出ているお子さんがとっても可愛いのでただ、単純に癒しを得られる1分間としてもお楽しみくださいね。

 

ちなみにとある日のmamaful隅のスマホのトップページに自分が写っていて驚きました^^

ママタス動画

 

【参加者のお声/幼児食講座】新しいことを学ぶだけではなく、自信をもってもらうことも講座の目的です。

先日の川崎市ままとんきっずさまでの幼児食講座のアンケート内容を見ることができました。

今回8名の参加の方の満足度はなんと100%!

「とても良かった」に全ての参加されたままさんの回答がとても嬉しかったです。

幼児食講座:

離乳食と幼児食の違いとタイミングは?味付けは?
食べこぼしや食べむらが気になる等々、悩みは尽きません。
実際の食事相談の現場からの相談内容から「今日から試せること」を学びましょう。

このような案内のみで告知されていたのでレシピを期待されていた方も多かったのかもしれません。

ままとんきっず講座アンケート

もちろん、試食の2品がとても参考になったというお声もありましたが、mamafulで伝えたいのは「味やレシピの数よりママと子との愛着形成のキャッチボールの仕方」なのかもしれません。

日々、悩みやトラブルは多くても「やっぱり可愛い」と感じて育児を頑張れるためには、ママが自分の育児に自信を持つことが大切です。これでいいんだ!悩みすぎたかな?問題視しすぎていないかな?とちょっと立ち止まったり、振り返る時間も必要です。

そんな思いをアンケートに書いてくださったのがとてもうれしいし、そんなママにそっと寄り添えたらと思います。

子育てサークルなどでこどもの食について聞いてみたいという場合は出張授業します。ご相談はこちらからよろしくお願いします。

mamaful隅

おせちリメイクおやつ編 くりきんとんからのスイートポテト

今週から幼稚園や小学校とやっと日常にもどりつつある1週間がはじまった方も多いと思います。

mamafulは年をまたいで新しいパソコンに買い替えをしたため、データの移行等でなかなか悪戦苦闘な日々でした。

お友達が遊びにきてくれていたのでおやつを思い、リメイクものですがスイートポテトにしてみました。

 

砂糖を使わない栗きんとんからのスイポ
甘さの秘訣はりんごから

 

栗の甘露煮についている甘い部分は少々入っていますが、基本的にはりんごをことこと煮てくりきんとんを作っていたのでそれをベースに牛乳でのばし、卵黄を刷毛で塗ってオーブントースターで10分強。

お友達も一瞬で食べてもらい、我が家のくりきんとんはこれにてお役目終了です。

おせち料理は子どもにとって、おいしいものばかりではないですが、年に1回しか食べないからこそ、食べる経験だけはチャレンジしたいですね。ひとつひとつの料理の意味を伝えるだけでもいいです。小さい頃は好きじゃなかったおせちもだんだんと経験を重ねることでたべられるようになり、食べたくなる味として日本の習慣をつなげていく家庭があるといいなと思います。

 

明けましておめでとうございます。今年も子育て育自とコツコツと。

新年あけましておめでとうございます。

平成最後のという言い方もあと数ヶ月となりました。年末年始ははじめて出来たこと、したこと、新たな味を覚えた、ひやっとした経験など、こどもにとっても親にとってもたくさんの思い出ができたことでしょう。

それが成功だったり失敗だったりすると思いますが、その連続が成長と発達の証です。

いつもより大勢で食卓を囲むことも多かったでしょう。

今年もコツコツですが育児と育自(こちらはママやパパ)をコツコツ積み上げて、家族みんなで大きく育むことを楽しめるように、mamafulからも発信したいと思います。

2019年いのしし

mamaful隅

第3期母子栄養指導士講座 聴講してきました

1期として取得した一般社団法人母子栄養協会母子栄養指導士。

この講座は代表理事である川口由美子先生がすべて担当される貴重な講座。

優しくもあり、ときには(かなり)厳しく、まさに叱咤激励してくださる濃密な講座に久しぶりに聴講させていただけました。

受講生さんも真剣な場面、かつアットホームなところありでうけていらっしゃる姿を後ろから拝見する形でランチも一緒にさせていただきました。

母子栄養指導士講座2

こんなに暗い所で講義?いえ、これは写真をとるためのひとこま。プロのカメラマンでなくても仕事をするにあたり、よりひきつける画像を作成するのもスキルの一つ。みなさん持参のカメラで角度や設定の調節の変化を体感されておりました。

母子栄養指導士講座

川口先生の指導は本当に母のよう。アドバイザーとして接するときは優しい寄り添ったという視点でお伝えしますが、指導士となるとより平等な視点で情報を入手し、その情報をきちんとわきまえながらより相手にあったアドバイスをするスキルが求められます。

私もこの講座を通していまのmamafulスタイルが強力になったと思っております。

現在母子栄養協会が行なっている妊産婦食アドバイザー、幼児食アドバイザー、学童食アドバイザー養成講座の講師として関わっておりますが本当に日々情報は変わってきます。そして医師の見解といわれるものもうのみにできない情報もたくさんあります。それらの情報があれこれあり、内容が違う現状に際して子育て中のお母さんが迷うこともあると思います。

そういうときこそ母子栄養指導士の出番だと思います。今期で第3期。そう、一年に1回程度しか開催しない貴重な機会を経て活躍する母子栄養指導士が増えるといいなと思った一日でした。

【ランチセミナー開催】こどもの食の悩みの解決のヒントにつながる 3つの「しょっかん」

3つのしょっかん

今日は横浜市金沢区能見台にあるままぐらんどさまをお借りして「こどもの食育と教育費のランチセミナー」と称し、mamaful隅はこどもの食育の部をお話いたしました。

ままぐらんど_隅

後半は青木さんによる教育費やお金に関するセミナー。

ままぐらんど_青木さん

セミナー後はままぐらんどさまの美味しいランチを食べながらセミナーの内容から様々な質問やママトークに花が咲きました。

ミニセミナーのタイトルである「3つのしょっかん」とはまさに3つの漢字をあてはめて、月齢とともに変化する食事の支援についてできること、考えていただく視点などをお伝えしました。

講座を通して伝えているのは

mamaful方程式

ということ。今日参加してくださったママさんたちにも伝わったかな。今回ははじめて降りる能見台という駅から初めて伺うままぐらんどさん。始まるまでは本当に緊張していましたが協力的なバックアップのおかげで無事終了いたしました。青木さんとはお米を愛する仲間としてご縁がある方ですが、今はお金のプロとして活動されている方です。今後このようなコラボした企画を試験的に実施していきます。次回は2月頃になりそうです。