「こども成育インストラクター」カテゴリーアーカイブ

【取材協力】好き嫌いがあることは成長の証 〜食の育ちをやさしく見守るために保育士さんができること〜

ウェルクス第2回

 

しあわせ食育教室 としてシリーズで取材協力をさせていただいております「保育のお仕事」を運営されているウェルクス様から記事がリリースされました。

好き嫌いが悩みの種、○○を食べてほしいのに・・・というこどもの食事に関する悩みの解決のためのヒントを中心にお話させていただいております。

保育士さん向けではありますが、ママにも直接伝わればという想いをこめて取材をお受けしております。

ぜひご覧ください。

記事はこちらからご覧頂けます。

▶︎https://hoiku-shigoto.com/report/trouble-at-work/0492/

 

 

【こども成育インストラクター講座】こどもの食と保健のはなし

日本こども成育協会で開講しているこども成育インストラクター食専科。

今日のお写真は保健の分野の講義を担当されている鳥居央子先生です。

とても静かな雰囲気を醸し出す東大卒の才女でありますが、実は結構楽しい先生です。隅と同じ「ひろこ」さんです。

「保健」という言葉を聞いてみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?私は保健室の先生といった白衣を着た看護師酸じゃない人という印象でした。よくよく漢字を見てみると

「保健」=「健やかを保つ」という意味ですよね。まさにこれは家庭でお子さんを見守るイメージ。数値だけではないこどもの心とからだの観察をすることで「今日も元気だな」「今日はなんとなく元気がないな」と判断することなのではないのかなと思いました。

「食事の量を食べる、食べない」というのは普段の様子と比較して判断するのであって、ガイドラインや本の基準と比較して判断ばかりにとらわれないようにしたいものです。まさに一番お世話をしている身近な養育者だからこそ不調に気づけるのです。

「健やかに保ち、育んでいく」

ここを重視しながら目の前のお子さんの様子を「監視」ではなく「観察」するようなまなざしで見守ってくださいね。

鳥居先生

【取材協力していきます】「みんなで食べるとおいしいね!」保育園における食育の役割

しあわせ食育教室

2013年よりmamafulは食べることを楽しむ家族を応援したいという想いをもとに活動してきました。その想いを保育士求人サイトを運営されている「保育のお仕事」様にてしあわせ食育教室というシリーズをもたせていただくことになりました。

第1回目は保育園における食育の役割とはという内容にてお話させていただきました。

記事はこちらからぜひご覧ください。➡https://hoiku-shigoto.com/report/trouble-at-work/0476/

 

 

 

【やきそばをつくろう】みんなでチャレンジという授業

家庭科室

mamaful隅も親業やってます。昨日は娘のクラスの特別授業ということで母手伝いに参加してきました。

クラスの畑でつくるものを決めて育てるの最終ステージである調理して食べるという活動。

その内容は焼きそばをつくるからという大目的だったとか。

夏休み前にすこしばかりのほうれん草を持って帰ってきましたが今回は「にんじんとピーマン」。

「お店で売ってるのと比べるとちっちゃいよね」

とか生徒たちもつっこんでいたので

「大きく育てるのはすごいことなんだね〜」

「農家さんってすごいよね〜」とか返してあげた母でした。

3年生ということもあり家庭科室を使っての授業というのは通常課程ではないからこそ、担任の先生だけでは配慮が大変ということでお手伝いの要請がはいったのですね。

3年生の壁

小学生活6年は体も心もさらに急成長する6年間。とくに3年生というのは体と心の変化が起こりやすい学年。学習面において応用力が必要となる学習内容でつまづきやすい子がでてきたり、運動面での個人差が大きくなるなど発達での個人差もでやすい時期です。また、心の面では、ギャングエイジといわれ、集団としてあつまる行動が増え、自分たちでルールを作ったり、「○○派」「○○ちゃんグループ」といった形で社会性を学ぶステージなるとともにいじめなどに発展するケースもあるといわれています。

「やってみなはれ」がいちばんの学習

ありがたいことに各班に1人はお手伝いママが入れたのでけがなくやけどなくみんなでおいしい焼きそばを作りました。

食器・器具をだす・洗う、皮をむく、形にあわせて切る、切りやすい包丁とそうでない包丁があった 油をひいたフライパンに食材をいれる手が恐る恐るだったこと、さいばしがとても長かったようで扱いづらそうだったこと、フライ返しでひっくり返す時のチカラのいれかた、お皿によそうときみんなで公平にわけるにはどうするか、使う前よりきれいにする後片付けとは? などいろいろ考えてひとつひとつをこなしていく。

料理って本当に学習にむいた「教材」だなと改めて思いました。

それぞれ「手を出さずに口で楽しめるように支援する」を心に決めて手伝っておりましたがさすがに包丁に関してはかなり怖い扱いをしていたので手もだしました。

いただきますの後の試食もたっぷりあったのですが、おいしい!を連呼する子、自分たちでつくった作物がどこに入ってるか探しながら楽しむ子、早さ自慢をしながら猛烈に食べる子、本当はピーマン嫌いなのに勢い良くぱくついていた子、本当にそれぞれ自分でつくったものを目に楽しんでいて、母mamafulは笑顔や笑いっぱなしの2時間でした。

一般の授業なので取り組みの様子は撮影していませんがとっても楽しい授業参観というか親子授業でした。

学校でこのような授業があるとおうちでもやってみたい!という意欲をうみますね。

普段の食事、給食をつくってくれる調理員さんや、おうちでの食事、当たり前に食べられる機会が多いと思いますが、これだけ準備や工程があり、食卓にあがっているということも口で言わずにこういう経験から感じ取ってもらうのが一番ですね。

 

【絵本から食育】もぐもぐがじがじ

食事をしているときってたくさんの擬態音で表現できること、知っていますか?この本はとてもシンプルな内容ですが、絵本から楽しみながら食事をしている光景が目に浮かんできます。

もぐもぐがじがじ_表紙

福音館書店にて出版されている「もぐもぐがじがじ」という絵本です。作者は中野明美さんは保育士さんだそうです。

実際の園の食事の風景を基にして作られたようで、みんなと食べるとさらに美味しいね が溢れています。

みなさんのおうちでは食事のとき、どんなもぐもぐの音、表現していますか?

がじがじっていう表現以外にもたくさんこどもが引きつけられる音が響いているのではないでしょうか?お母さんの直感でもいいのでいっしょにたべものがお口の中で動いている様子を表現してみましょう。

そして大切なポイントをひとつ。最後のことばは「ごっくん」まで語りかけてあげてくださいね。

食べものを口の中にためる こどもが増えている??

平成27年乳幼児栄養調査(厚生労働省)にて「現在子どもの食事で困っていること」(回答者:2〜6歳児の保護者/複数回答)をみると2〜3歳児未満のお子様を持つ保護者の約10人に一人(11.0%)で食べものを口の中にためる という回答がありました。離乳食期では「ゴックン期」「もぐもぐ期」など食べる様子をあらわした時期を経て幼児食期にうつり、お子さんの食べる様子は変わりましたか?「もぐもぐしようという声がけはやっています」というお母さん方は比較的多いようですが、その後の声がけをしていますか?お口のいれたらおしまいではなく、食べたものはお口に入ってからがスタート。食べものを次のポイントとなる胃まで送り届けるところまで支援は続けてあげましょう。もぐもぐの後のバトンタッチとして「ごっくん」をぜひ付け加えてくださいね。「ごっくん、上手にできたね」とニッコリかえしてあげれば自然ととびきりかわいいスマイルをお母さんに返してくれることでしょう。

【取材協力】シンプルな食事でOK!好き嫌いもOK!目からウロコの「食×発達心理学」

ワーママを楽しく をコンセプトに情報発信をされているLaxic(ラシク)さん。編集長の石根友理恵さん、ライターの真貝 友香さんお二人が一般社団法人日本こども成育協会本部へお越しになり、暑い中熱い想いを交流するよう取材となりました。

現在第4期まで開講しているこども成育インストラクター講座。たくさんの素敵なインストラクターさんが活躍されていますが、食専科のディレクターとしての役割もいただいているmamaful隅が代表して、取材を受ける事となりました。

資格について、そしてその後の活動についてといったテーマでお答えしております。

編集長、そしてライターさんも子育て真っ最中のママという役割をもつ方だったので、ご自身のお子さんの食事についてなど取材も盛り上がりました。

ラシク取材記事

記事はこちらからご覧頂けます。こちら➡http://laxic.me/article/lifestyle/2018/08/l_205

【げんき食サポーター講座】開催しました

こども成育協会 食専科の講座である「こども成育インストラクター」を取得すると開講できるげんき食サポーター講座。

もしかすると日本一ホームにたどりつくにのに時間がかかるといわれている神奈川県川崎市武蔵小杉。(mamaful隅の出生場所でもあります)

この乳幼児人口も激増しているエリアにある保育ルームcloverさんにて全2回シリーズのげんき食サポーター講座part1「好き嫌いには理由がある」を開催しました。

募集をかけたら一気にお申し込みをいただいたようでお子様連れの参加者がたくさん押し寄せる状況になったため、こども成育インストラクターのメンバーがたくさん応援に来てくれました。中には岐阜県から駆けつけてくれたメンバーまで!たくさんのママやパパが講座に集中できたのはこのメンバーがいたからこそ。本当にありがとうございました。

クローバーげんき食スタッフ

事前のお申し込みの際にお子さまの食事で悩んでいる事を書いていただいたことを最後にお答えするのですが、すでに講座の内容にて実践するヒントを身につけられているようでした。

子育ての悩みが誰しも感じるところ。こどもの成長や発達がによっても悩みの内容がかわることがあっても悩みがなくなるというのは案外解放されないママさんが多いですよね。とくに保育園といった場所上、働いているママさんは解決するために相談したり、学んだりする時間さえも足りないということが多いかもしれません。そういう方向けて土曜という休日に企画をしていただきました。

クローバーげんき食_ひき

mamafulは一生懸命がんばっているママやパパだからこそ、そんなママやパパを応援したいという気持ちで講座を作成し、伝える活動をしています。

受講していただいた方からは「肩の荷がおりた」「さっそくこのあとの食事からやってみます」といった前向きなコメントをたくさん残していただきました。

今回は実際の保育士の先生も参加してくださいましたが、頑張っているママさんだからこそへの応援のような講座、とてもありがたかったですといったお声をいただきました。

問題の解決にあたっては深く深く深堀りすることだけが解決法ではありません。食べること・遊ぶことなど日々の活動全体がかかわり合っているので、狭くなりがちな「考える視野」を少しだけひろげてあげることがこども成育インストラクターの役割なのではないかと思っています。

こどもの悩みは成長・発達にしたがって変わっていく。

ならば成長や発達に伴う変化を理解した上でアドバイスすることがいちばんシンプルな解決法なのです。

このような機会がより多くの場所で行なわれるようにディレクターととしても活動を強化していきたいと思っています。

げんき食サポーター講座を今後たくさんの場所で開催したいです!お子さんの待てるスペースなどが確保しやすい場所、保育園や幼稚園などのプラスアルファな企画などぜひお問い合わせください。

お問い合わせは・・・

一般社団法人日本こども成育協会

もしくはmamafulへ直接お問い合わせください。➡お問い合わせページにとびます。

 

 

 

児童福祉施設向け専門誌 こどもの栄養 9月号出版されました

mamaful代表隅が連載記事を担当しております、こどもの栄養9月号が出版、発売されております。

こどもの栄養09月表紙 HP_目次_こどもの栄養09月-150x212

今号のテーマは なぜ5歳までの食事が大切なのかー幼児期に育みたい食習慣と食事の軸を考える です。

5歳までというとどんなお子さんの成長があるでしょうか?とくに5歳までに著しい変化があるある体の成長に必要な「チカラ」が日々の食事の軸として考えるべきであるという事を書かせていただきました。

公益財団法人児童育成協会

【取材協力いたしました】もうイライラしない!子どもの遊び食べ対策

mamaomoi_mamaful記事

コープ共済が運営されているママのための情報サイトmamaomo様より取材いただいた記事が掲載されました。今回のテーマはもういらいらしない!子どもの「遊び食べ」対策 です。

遊び食べという言葉についてのイメージってなんとなくネガティブなイメージが浮かぶお母さんが多いですが、これも成長のひとつという意味を取材の中でお話いたしました。ぜひサイトもご一緒にごらんください。

児童福祉施設向け専門誌 こどもの栄養 7月号出版されました

mamaful代表隅が連載記事を担当しております、こどもの栄養7月号が出版、発売されました。

こどもの栄養201808表紙

今号のテーマは「食べてくれない」「好き嫌い」には理由がある(知識編)です。

毎日の食事の中で悩みの種となる偏食の理由が味の問題だけではなく、乳幼児ならではの理由によるものが大きいということについてお伝えしています。

公益財団法人児童育成協会