「母子栄養指導士」カテゴリーアーカイブ

【コラム】端午の節句は男の子だけの節句? 〜イートリート様にてコラムを掲載していただきました〜

管理栄養士・栄養士の活躍を応援するサイトである      イートリート様内についててについて書かせていただきました。

「日本の伝統行事食を紹介するテーマ」として行事食にまつわるシリーズが始まっています。

コラムの内容はこちらからご覧ください。

ゴールデンウイークは例年夏を感じるようなお天気に今シーズン初めての日焼けをしたという声もよく上がる時期ですね。

とはいえ、今年もなかなかお出かけや帰省が難しい状況です。

そういう時こそおうちで楽しめる遊びの一環として「一緒に作ってみる」というのもおすすめです。

春巻きの皮を使って「かぶと」をおります。

まさに食べれる「かぶと」。

ガブリと豪快にみんなでもぐもぐしたいですね。

出来立てはサクサクホクホク美味しいおかずです。

【コラム】災害時の離乳食について 書かせていただきました 〜イートリート様〜

災害食

管理栄養士・栄養士の活躍を応援するサイトであるイートリート様内にて災害時の離乳食について書かせていただきました。

近年災害がどこの地域でも起こりやすくなっている中、

配慮が必要な乳幼児の食についてはなかなか行政だけを頼るだけでは充分でないケースもあることでしょう。

備蓄・ローリングストックなど最近のキーワードとしても使われるようになった内容も少し含めて予備知識として読んでいただけたら嬉しいです。

災害時の離乳食について【前半】https://eat-treat.jp/columns/814

災害時の離乳食について【後半】https://eat-treat.jp/columns/815

【コラム】毎日の負担が減る!「ベビーフード」のことを知ろう!

管理栄養士・栄養士の活躍を応援するサイトであるイートリート様内にて

毎日の負担が減る!「ベビーフード」のことを知ろう!

ベビーフード

についてのコラムを書かせていただきました。

ベビーフードという言葉を受けて皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?

  • 持ち運びが便利な育児アイテム
  • 味付けの参考になる!
  • どんな食材が使われているか不安・・・
  • 手作りがやっぱりいいなと思うから試したことがない

など様々な印象を持っていらっしゃるかもしれません。

そんなベビーフードについての考え方を中心に書かせていただきました。ベビーフードを使うことが「いい」とか「悪い」という内容ではなく、

 

  • どのような基準があるのか
  • メリットとデメリットについて
  • ストックすることで安心を感じるアイテム
  • ベビーフードに対する保護者の印象
  • などの視点で書かせていただきました。梅雨の雨はしとしとと降る印象ですがこのところ災害をもたらすような大雨になることが増えてきたからこそストックしておきたいアイテムの一つとして試して見てはいかがでしょうか?

【コラム実績:離乳の開始〜完了までの離乳食最新情報を徹底解説】

管理栄養士・栄養士の活躍を応援するサイトであるイートリート様にて離乳食に関するコラムを書かせていただきました。

授乳・離乳の支援ガイド

離乳の開始〜完了までの離乳食最新情報を徹底解説!【前編】

離乳の開始〜完了までの離乳食最新情報を徹底解説!【後編】

授乳・離乳の支援ガイドが改定されたのが2019年に改訂され、より医師、歯科医師、助産師、保健師、管理栄養士などが参画し、それぞれの専門領域から集約された知見に基づいて検討がなされた内容となっています。

また、近年の災害を受けての災害時の乳幼児の栄養についてなども事例を交えて詳しく書かれているにも特徴です。

子育てといっても育てた時代によって基準が考え方も変わってきています。最新の内容を踏まえて子育てをする母子の支援に携わっていきたいものですね。

 

 

【募集開始です】親子で体験!シリウスで絵本cafe講座(神奈川県大和市)

 

絵本再現2020
さてこのビスケットは直径何センチでしょう? ^^

食べものって絵本にたくさん出てきますね。絵本の中の食べものが実際に食べられたら・・・という楽しみを一緒に叶えるワークショップの開催です。前回大好評だったシリーズが再び神奈川県大和市にて行われます。

 

写真のビスケットは試作品で作ったものですが、オーブンサイズのBIGなものを一緒に作って食べましょう!そのほかにも心も体もあったまるスープなどを作る予定です。

今回は図書館の司書さんと一緒に絵本の選定から始めました。選んだ理由、こんなことが素敵という打ち合わせをしていると、mamaful隅もとても参考になりました。もともと小さい頃からあまり絵本に接することが少なく、同じものをひたすら読むことが多かったため、始めて出会う本もあり、司書さんの素晴らしさを改めて感じたところに私の食のエッセンスを込めて企画をしています。対象が小学生のお子さんとその保護者。会話では乳幼児よりしやすい年齢ですが一緒に遊ぶということが少なくなってくる小学生だからこそ親子での共通体験が得られるこの企画の意味があるのではと思っています。ぜひたくさんの親子さんと一緒に楽しめたらと思っています。

 

シリウス読書推進講座2020年

日時:2020年3月20日(金祝) 11時00分~13時00分

会場:大和市文化創造拠点シリウス 6階生涯学習センター 611調理室

対象:小学生とその保護者(保護者の参加は1名まで) 定員:12組(定員を超えた場合は抽選・大和市内在住

お申し込み方法とお問い合わせ

1 期間 2020年1月15日(水)~3月1日(日)
2 申込先 大和市立図書館3階こども図書館カウンター

に直接来館、またはお電話にてお申し込みください。

大和市立図書館 TEL : 046 ‐ 263 ‐ 0211

【講演実績】千葉県/社会福祉法人高砂福祉会さまにて講演させていただきました

 

高砂福祉会セミナー20191221

久しぶりにつくばエクスプレスに乗りました。

今回は、(一社)日本こども成育協会の『こども成育インストラクター<食専科>講座』を4名のスタッフにご受講いただいた高砂福祉会様より依頼があり、日本こども成育協会食専科ディレクターとして登壇させていただきました。

高砂福祉会様は千葉県を始め都内にも複数開園されている社会福祉法人です。

それぞれの園で子どもたちに安全で美味しい給食を提供するスタッフである栄養士さんや調理スタッフさん、そして園長先生などが参加者です。

日々の食事提供に関するご質問・ご相談を一緒に考えるような質問などもいただきました。そう、日々現場で起こっていることに対して様々な視点から解決につながりそうなヒントを共に考えていく環境が大切ですよね。講演内容についても、食事摂取基準といったような数値のお話以外に、普段の業務に寄り添えることのヒントを中心に準備させていただきました。

園長先生の中には実際に子育て真っ最中の先生もおられます。園長先生も働くママなのですよね。だからこそ、

子育て中に聞けてよかった!

ちょっと年齢は大きくなっているので自分の子育て中に聞きたかった内容でした!当時知っていたらと思う点がたくさんありました。

今日お話しさせていただきました内容を現在進行形で子育てされている保護者の方に伝えていただけたら嬉しいなと思っています。お子さんの様子を知っている先生からのお話が、より保護者の方の育児に対する負担感を減らす支援につながればと思います。

それぞれの職制の方が同じキーワードで関心も持つこと、そして職員の雰囲気が良くなってきているというご感想がとても嬉しいです。

 

副理事長・先生たちと

とても親しみを感じる素敵なお着物をお召しになっているのが副理事長の篠塚先生。篠塚先生主催のスバリ講座ではお着物を着られてされるのだそうです。小さい頃から「お着物を着ている大人」を見ることって実はあまりないお子さんもいらっしゃると思います。これも教育の一環とのこと。とても卒園式も先生方はお着物で送られるということでとても素敵で、より「式」という風格も感じられることでしょうね!!

この度は貴重な機会をありがとうございます。今後も食、食べることを通して未来を支えるであろうこどもの育ちに寄り添いたいと改めて感じる一日でした。

 

【活動実績】中原区子育て支援者研修「子どもの食と栄養」を担当させていただきました

mamaful隅が生まれた場所が武蔵小杉・新丸子エリアです。そんなご縁がある川崎市中原区にて子育て支援者ボランティア研修プログラムの「子どもの食と栄養」を担当させていただきました。

木曜コースと水曜コースがあり子育て支援に必要なスキルや知識を身につけていただく内容となり、先日の川崎市多摩区同様、独自でカリキュラムが構成されています。

 

中原区子育て研修

 

参加者はこれから出産をされるプレママさん、育児が現在進行中の方、お孫さんがいらっしゃる子育て経験を持つ方、保育士や栄養士の経験を持つ方、そして男性の参加もありました。

中原区子育て研修

研修内容を通して、

自分の子育ての時に聞いておきたい内容だった。とても参考になりました。

孫が卵アレルギーであるので、実際の対応などとても参考になりました

自分が子育てをしている時といろいろ変わっていることがたくさんあって勉強になりました。

実際に悩んでいた時に月齢での比較ばかりしていたことに気づきました。

などたくさんのご感想をいただきました。研修後も個別にご質問にお答えしたり、決意を語ってくださる方など何かお役に立てられたらという方の背中を押すお手伝いができたようです。

とはいえ、人様のお子様をお預かりすることもある「子育て支援」にあたり、責任ある仕事として自信があるか不安という正直なご意見もあります。子育てには「絶対」という答えがあるようでないのが実情。それはお子さん一人一人、個人差ある成長と発達があるから。ベースとなる知識(乳汁から離乳食へ移行する食形態など)はもちろん最低限の知識や情報の鮮度を保つことは大切ですがそれ以上に子育てをしている保護者の気持ちに寄り添い、一緒に考えて保護者の判断を尊重できる関係づくりが求められます。最後が人と人との関係なのです。

辛そうな表情をしている母子がいればそっとそばにいるだけでもいい。子育てのアドバイスよりもちょっとした雑談を話すだけでも支援の一つになりますね。

私自身も子育て支援施設を利用していた時は、少しでも子ども以外の人がいる空間に居たかったと理由で通ったこともありました。あまりにもこどもとの距離が近すぎてしまうと、気づかない成長や表情などを教えてもらったものです。

「子育ては大変ですよね」

「頑張っていますね」

「ママ、とてもいいですね」などふとした会話で冷静になれることでこどもとの向き合い方を健やかに保てるメリットは子育て支援事業の大きな利点です。

今後、皆さんのご活躍を期待しています。子どもと接する時間って支援している側もものすごいパワーをもらえる時間となります。母子にげんきをあげようと思いながらげんきをもらえる過ごし方で地域との関わりを持つのも楽しいものですね。

【幼児食のお悩みについて】栄養士研修会でのアンケートより2

10月に開催されました仙台市保育所連合会 栄養士研修会にて参加者からのご意見をたくさんいただきました。

日々お仕事で多忙な栄養士さんをはじめ保育園に携わるスタッフの皆さんからのお声として一部紹介します。

かっこ内の数字派重複意見数です。

情報が豊かになった反面、保護者の理想が高まって不安になっている現状があるため、上手くかみ砕いて支援していきたい。(7)

目線を子どもに合わせることも大切だが、保護者のできる範囲に合わせてサポートすることが何より大切だと感じた。(7)

料理ができない、苦手と話す保護者が多く、どのようにアドバイスしたらよいか困っていたので、参考になった。(4)

多様化している子育て社会。料理を作ること自体の経験数が少ない方も増えています。また、調理に関しての興味の度合いも多様化しています。大人のように選んで食べる、お金を払って食べるというわけではなないのが子どもの食事。大人がしっかり成長と発達の度合いを見ながら判断したものを食べさせることが大切ですね。専門職の方の常識はその他の方にとっては理想的な食事、知らない知識がたくさんあると思ってほしいです。とはいえ、情報が氾濫する中、その判断に迷い続ける子育ての時代に突入した中では、一緒に相手の立場に見合った選択の支援が求められています。

保護者からは離乳食の時期での相談では、食事の面を伝えることが多かったが、どういう心持でするのか等、そういう面もフォローしていきたいと感じた。

食事の面を伝えることも大切です。ただタスクをこなすような伝え方ではなく、なぜいまこれが大切なのかなど紋切り型でのアドバイスにならないように工夫する必要はありますね。交流する時間は限られると思いますが心がけを持つことが重要です。

子どもの食事で困っていることは親の目線であり、子どもは一生懸命食べようとしている等の子どもの目線でもあるということが印象に残った。

子どもはわざと保護者を泣かせるようなことも常に考えているわけではないですよね。頑張ってるけど出来ないということの方が多いと思います。監視するような見方より観察するような気持ちで食事や日々の生活を「眼差し」する時間が少しでも撮れるだけで子育てのストレスを感じる感度を調整することができるのではないでしょうか?

【幼児食のお悩みについて】栄養士研修会でのアンケートより1

10月に開催されました仙台市保育所連合会 栄養士研修会にて参加者からのご意見をたくさんいただきました。

日々お仕事で多忙な栄養士さんをはじめ保育園に携わるスタッフの皆さんからのお声として一部紹介します。

かっこ内の数字派重複意見数です。

保護者の悩み、不安の声には、どんな背景があるのかをしっかり探ることが大切だと感じた。様々なケースに対応できるように、自分の経験や知識の引き出しを増やしておくことが大切だと感じた。(22)

子どもの食事に困難を感じる保護者に、どうしたら寄り添えるか、知識を伝えるだけになっていないか、自分の対応を見直すきっかけとなった。(20)

常に栄養士は栄養士として、保育士は保育士として、調理師は調理師などとそれぞれの職務を全うしていらっしゃいます。特に栄養士としては安全な給食を提供することが求められ、保育園全体では食育計画に基づいて保育を実践することが大前提です。ただ、この目的だけに目先がいってしまうと「食べること」が義務の一つ、保育生活の一コマとして遂行されているにすぎず、「食べること」が「食べさせられる」という能動的な行動より「食べてみたい、食べたい」という積極的な行動の一つになるように日々子どもたちの日常として育むことを忘れてはいけないと思います。

ベビーフードの活用法や肥満児への対応が、大変参考になった。(15)

今や、ベビーフードの存在は多様化する子育て社会の中では活用することをすすめるケースも出てきていると普段子育て中の保護者と接していて感じることが増えています。「手作りしなくてはいけない」ということを伝えるより、「作る側にとって困難と感じすぎすに毎日作ることができているか」「調理技術に左右されない栄養摂取の方法の一つ」と解釈し、一緒に考えてあげることが必要だと感じます。そのためにはベビーフードに関しても専門職の方も情報をキャッチしておくことは大切ですね。

「楽しくおいしい給食を」ということがとても印象的だった。いつも子どもの食べている様子を見て、どのように食べているかを大事に思っていたが、友達と話しながら、笑顔で食べている様子を見て、苦手な料理も食べられるような環境づくりができているのか等、振り返る機会となった。(12)

苦手意識のある食べ物も大好きなお友達が食べているといい意味で「つられて」食べられる経験のチャンス到来です!。時にはなんとかしなきゃ!と歯を食いしばるような気持ちから離れることも大切ですね。特に幼児期は相手の行動に左右されがちな時期。逆転の発想も必要です。

【講演実績】栄養士研修会に登壇しました/仙台市保育所連合会様

昨年児童福祉施設向け雑誌である「こどもの栄養」にて連載させていただいたご縁より、講演のご依頼をいただきました。

実はご依頼をいただいたのは昨年の12月。お問い合わせメールをいただいた時から。

仙台市講演会

当日、会場へ到着すると本当にたくさんの栄養士さんを中心にお集まり頂きました。私からは最後方の方のお顔の表情まで確認できないくらいでした。

日々こどもたちへ安全にかつ、楽しい給食生活のために従事しておられるスタッフがいらっしゃるからこそ、こどもたちが成長していきます。まずはご参加いただいた方への感謝を添えてからお話させていただきました。

仙台市講演会

最後のご挨拶に話された保育園の園長先生からは「とっても勇気をいただいた」とお話してくださいました。多くの業務があり、保護者との会話も手短かにとなりやすいことも多いと思います。そんな短時間のコミュニケーションで最優先すべきことは何なのかということも判断する力が求められているると感じます。

  • 知らない知識を知りたいのか
  • うちの子にとっては○○ということはどうなのか
  • 家と園での様子について(食事に関する悩みは結構多い)

保護者は正解を求めているケースもあれば単に「承認」を委ねたいケースもあると思います。

 

保育士や栄養士、調理師のかたにとっては「当たり前」のことでも初めての育児をする母親には「とてもありがたい知恵」となることはたくさんあります。

自信を持って支援する士業の皆様のご活躍を期待しております!!!