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【こども成育インストラクター講座】こどもの食と保健のはなし

日本こども成育協会で開講しているこども成育インストラクター食専科。

今日のお写真は保健の分野の講義を担当されている鳥居央子先生です。

とても静かな雰囲気を醸し出す東大卒の才女でありますが、実は結構楽しい先生です。隅と同じ「ひろこ」さんです。

「保健」という言葉を聞いてみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?私は保健室の先生といった白衣を着た看護師酸じゃない人という印象でした。よくよく漢字を見てみると

「保健」=「健やかを保つ」という意味ですよね。まさにこれは家庭でお子さんを見守るイメージ。数値だけではないこどもの心とからだの観察をすることで「今日も元気だな」「今日はなんとなく元気がないな」と判断することなのではないのかなと思いました。

「食事の量を食べる、食べない」というのは普段の様子と比較して判断するのであって、ガイドラインや本の基準と比較して判断ばかりにとらわれないようにしたいものです。まさに一番お世話をしている身近な養育者だからこそ不調に気づけるのです。

「健やかに保ち、育んでいく」

ここを重視しながら目の前のお子さんの様子を「監視」ではなく「観察」するようなまなざしで見守ってくださいね。

鳥居先生

【出張もします】幼児食アドバイザー講座に登壇しています@大阪

現在講師活動として主に3つの協会で登壇する機会がありますが、要請に応じて出張をしています。

普段は都内で開講する母子栄養協会さまの幼児食アドバイザー講座ですが、大阪での満席になり、キャンセル待ちを希望する方も多い熱い地域です。

大阪_幼児食

幼児食を食べるという時期は主に離乳食完了期といわれる1ヶ月半〜未就学児までを一般的にさします。とはいえ、1歳半と5歳では食べられる食材や大きさや食べるしつけの分野でも身につけたい事柄は異なります。そしてご家庭の食習慣がだんだんと親から受け継ぐ時期でもあるので実はとても大切です。

なにをどれだけ食べるかも大切だけど

なにをどのように食べるか

ここも重点的にmamafulの要素も込めてお伝えしています。

 

【取材協力していきます】「みんなで食べるとおいしいね!」保育園における食育の役割

しあわせ食育教室

2013年よりmamafulは食べることを楽しむ家族を応援したいという想いをもとに活動してきました。その想いを保育士求人サイトを運営されている「保育のお仕事」様にてしあわせ食育教室というシリーズをもたせていただくことになりました。

第1回目は保育園における食育の役割とはという内容にてお話させていただきました。

記事はこちらからぜひご覧ください。➡https://hoiku-shigoto.com/report/trouble-at-work/0476/

 

 

 

幼児食お悩み解決隊参上です たまひよパーク2018@パシフィコ横浜

たまひよパーク

数万人規模が来場されるベネッセ様主催の「たまひよパーク」。2018年は10月14日に開催されました。

妊娠出産に関しての様々な企業様からブースをだし、たまひよママ・パパなどが情報収集をする絶好の機会に母子栄養協会として江崎グリコ ブース内につくられた「幼児食お悩み解決隊」として参加させていただきました。

日頃の食べ物に関するお悩みに、母子栄養指導士、管理栄養士がお答えするという内容でしたが、リアルなお母様方の声を聞く機会であり、mamaful隅としてもとても学びの深い1日でした。
お悩み解決隊は7名でローテーションを組み、実に200名を超える保護者さまのお悩みにお答えすることができました。

こどものことを思うからこそお悩みも発生するのでその悩みでお母さんが苦しみすぎないように支援することが大切です。相談後は果汁100%のジュースで一息ついてくださいね。

お子さんは相談中、頑張って待ってくれましたからね^^

終了のひとこまお悩み解決隊

【やきそばをつくろう】みんなでチャレンジという授業

家庭科室

mamaful隅も親業やってます。昨日は娘のクラスの特別授業ということで母手伝いに参加してきました。

クラスの畑でつくるものを決めて育てるの最終ステージである調理して食べるという活動。

その内容は焼きそばをつくるからという大目的だったとか。

夏休み前にすこしばかりのほうれん草を持って帰ってきましたが今回は「にんじんとピーマン」。

「お店で売ってるのと比べるとちっちゃいよね」

とか生徒たちもつっこんでいたので

「大きく育てるのはすごいことなんだね〜」

「農家さんってすごいよね〜」とか返してあげた母でした。

3年生ということもあり家庭科室を使っての授業というのは通常課程ではないからこそ、担任の先生だけでは配慮が大変ということでお手伝いの要請がはいったのですね。

3年生の壁

小学生活6年は体も心もさらに急成長する6年間。とくに3年生というのは体と心の変化が起こりやすい学年。学習面において応用力が必要となる学習内容でつまづきやすい子がでてきたり、運動面での個人差が大きくなるなど発達での個人差もでやすい時期です。また、心の面では、ギャングエイジといわれ、集団としてあつまる行動が増え、自分たちでルールを作ったり、「○○派」「○○ちゃんグループ」といった形で社会性を学ぶステージなるとともにいじめなどに発展するケースもあるといわれています。

「やってみなはれ」がいちばんの学習

ありがたいことに各班に1人はお手伝いママが入れたのでけがなくやけどなくみんなでおいしい焼きそばを作りました。

食器・器具をだす・洗う、皮をむく、形にあわせて切る、切りやすい包丁とそうでない包丁があった 油をひいたフライパンに食材をいれる手が恐る恐るだったこと、さいばしがとても長かったようで扱いづらそうだったこと、フライ返しでひっくり返す時のチカラのいれかた、お皿によそうときみんなで公平にわけるにはどうするか、使う前よりきれいにする後片付けとは? などいろいろ考えてひとつひとつをこなしていく。

料理って本当に学習にむいた「教材」だなと改めて思いました。

それぞれ「手を出さずに口で楽しめるように支援する」を心に決めて手伝っておりましたがさすがに包丁に関してはかなり怖い扱いをしていたので手もだしました。

いただきますの後の試食もたっぷりあったのですが、おいしい!を連呼する子、自分たちでつくった作物がどこに入ってるか探しながら楽しむ子、早さ自慢をしながら猛烈に食べる子、本当はピーマン嫌いなのに勢い良くぱくついていた子、本当にそれぞれ自分でつくったものを目に楽しんでいて、母mamafulは笑顔や笑いっぱなしの2時間でした。

一般の授業なので取り組みの様子は撮影していませんがとっても楽しい授業参観というか親子授業でした。

学校でこのような授業があるとおうちでもやってみたい!という意欲をうみますね。

普段の食事、給食をつくってくれる調理員さんや、おうちでの食事、当たり前に食べられる機会が多いと思いますが、これだけ準備や工程があり、食卓にあがっているということも口で言わずにこういう経験から感じ取ってもらうのが一番ですね。

 

【取材していただきました】保育士さんも一緒に食育に取組める環境を

昨日は、なんとmamafulのホームタウンである神奈川県平塚市まで取材にきてくださいました。

ウェルクスさん取材

保育のお仕事」保育士・幼稚園教諭の求人・転職・派遣などを紹介するサイトを運営する株式会社ウェルクスさま。実は「栄養士のお仕事」というサイトも運営しているため、mamafulも存じていました。

そのサイトの中で「保育のお仕事レポートというコンテンツがあり、今後「食育」に関しての記事を担当させていただくことになりました。

編集担当者さまからの1通のお問い合わせメール。

そのメールをいただいた時点からmamafulの心は決まっていました。すでに取材したいという質問事項ひとつひとつが「こどもたちを育むにあたって」という視点が入ったものが多く、mamafulからも発信しなくては!と思うことばかりだったのです。

編集長とライターさんのお二人で来てくださいました。取材をうけているときの雰囲気をふいにカメラでとっていただいていました。

今後、保育士さんに向けて、また保育士さんを通してママやパパに伝えてほしい内容を届ける予定です。

取材後のメールでは

子どもたちや保護者、保育者に寄り添うようなあたたかな視点は、これまで、食について、多くの方の声を聞いてこられ、そのお悩みに答えてこられた隅様だからこそ持て得るものなのだろうと感じました。お会いできて嬉しかったです。

といった内容に心がほっとしました。

今回お話させていただいた内容がどのような形になるのか楽しみです。

【絵本から食育】もぐもぐがじがじ

食事をしているときってたくさんの擬態音で表現できること、知っていますか?この本はとてもシンプルな内容ですが、絵本から楽しみながら食事をしている光景が目に浮かんできます。

もぐもぐがじがじ_表紙

福音館書店にて出版されている「もぐもぐがじがじ」という絵本です。作者は中野明美さんは保育士さんだそうです。

実際の園の食事の風景を基にして作られたようで、みんなと食べるとさらに美味しいね が溢れています。

みなさんのおうちでは食事のとき、どんなもぐもぐの音、表現していますか?

がじがじっていう表現以外にもたくさんこどもが引きつけられる音が響いているのではないでしょうか?お母さんの直感でもいいのでいっしょにたべものがお口の中で動いている様子を表現してみましょう。

そして大切なポイントをひとつ。最後のことばは「ごっくん」まで語りかけてあげてくださいね。

食べものを口の中にためる こどもが増えている??

平成27年乳幼児栄養調査(厚生労働省)にて「現在子どもの食事で困っていること」(回答者:2〜6歳児の保護者/複数回答)をみると2〜3歳児未満のお子様を持つ保護者の約10人に一人(11.0%)で食べものを口の中にためる という回答がありました。離乳食期では「ゴックン期」「もぐもぐ期」など食べる様子をあらわした時期を経て幼児食期にうつり、お子さんの食べる様子は変わりましたか?「もぐもぐしようという声がけはやっています」というお母さん方は比較的多いようですが、その後の声がけをしていますか?お口のいれたらおしまいではなく、食べたものはお口に入ってからがスタート。食べものを次のポイントとなる胃まで送り届けるところまで支援は続けてあげましょう。もぐもぐの後のバトンタッチとして「ごっくん」をぜひ付け加えてくださいね。「ごっくん、上手にできたね」とニッコリかえしてあげれば自然ととびきりかわいいスマイルをお母さんに返してくれることでしょう。

【取材協力】シンプルな食事でOK!好き嫌いもOK!目からウロコの「食×発達心理学」

ワーママを楽しく をコンセプトに情報発信をされているLaxic(ラシク)さん。編集長の石根友理恵さん、ライターの真貝 友香さんお二人が一般社団法人日本こども成育協会本部へお越しになり、暑い中熱い想いを交流するよう取材となりました。

現在第4期まで開講しているこども成育インストラクター講座。たくさんの素敵なインストラクターさんが活躍されていますが、食専科のディレクターとしての役割もいただいているmamaful隅が代表して、取材を受ける事となりました。

資格について、そしてその後の活動についてといったテーマでお答えしております。

編集長、そしてライターさんも子育て真っ最中のママという役割をもつ方だったので、ご自身のお子さんの食事についてなど取材も盛り上がりました。

ラシク取材記事

記事はこちらからご覧頂けます。こちら➡http://laxic.me/article/lifestyle/2018/08/l_205

【げんき食サポーター講座】開催しました

こども成育協会 食専科の講座である「こども成育インストラクター」を取得すると開講できるげんき食サポーター講座。

もしかすると日本一ホームにたどりつくにのに時間がかかるといわれている神奈川県川崎市武蔵小杉。(mamaful隅の出生場所でもあります)

この乳幼児人口も激増しているエリアにある保育ルームcloverさんにて全2回シリーズのげんき食サポーター講座part1「好き嫌いには理由がある」を開催しました。

募集をかけたら一気にお申し込みをいただいたようでお子様連れの参加者がたくさん押し寄せる状況になったため、こども成育インストラクターのメンバーがたくさん応援に来てくれました。中には岐阜県から駆けつけてくれたメンバーまで!たくさんのママやパパが講座に集中できたのはこのメンバーがいたからこそ。本当にありがとうございました。

クローバーげんき食スタッフ

事前のお申し込みの際にお子さまの食事で悩んでいる事を書いていただいたことを最後にお答えするのですが、すでに講座の内容にて実践するヒントを身につけられているようでした。

子育ての悩みが誰しも感じるところ。こどもの成長や発達がによっても悩みの内容がかわることがあっても悩みがなくなるというのは案外解放されないママさんが多いですよね。とくに保育園といった場所上、働いているママさんは解決するために相談したり、学んだりする時間さえも足りないということが多いかもしれません。そういう方向けて土曜という休日に企画をしていただきました。

クローバーげんき食_ひき

mamafulは一生懸命がんばっているママやパパだからこそ、そんなママやパパを応援したいという気持ちで講座を作成し、伝える活動をしています。

受講していただいた方からは「肩の荷がおりた」「さっそくこのあとの食事からやってみます」といった前向きなコメントをたくさん残していただきました。

今回は実際の保育士の先生も参加してくださいましたが、頑張っているママさんだからこそへの応援のような講座、とてもありがたかったですといったお声をいただきました。

問題の解決にあたっては深く深く深堀りすることだけが解決法ではありません。食べること・遊ぶことなど日々の活動全体がかかわり合っているので、狭くなりがちな「考える視野」を少しだけひろげてあげることがこども成育インストラクターの役割なのではないかと思っています。

こどもの悩みは成長・発達にしたがって変わっていく。

ならば成長や発達に伴う変化を理解した上でアドバイスすることがいちばんシンプルな解決法なのです。

このような機会がより多くの場所で行なわれるようにディレクターととしても活動を強化していきたいと思っています。

げんき食サポーター講座を今後たくさんの場所で開催したいです!お子さんの待てるスペースなどが確保しやすい場所、保育園や幼稚園などのプラスアルファな企画などぜひお問い合わせください。

お問い合わせは・・・

一般社団法人日本こども成育協会

もしくはmamafulへ直接お問い合わせください。➡お問い合わせページにとびます。

 

 

 

頑張っている先生を健診から支援(応援)しています

毎年夏になると区内の教職員さまの健康診断(2次健診)のお手伝いを管理栄養士として行なっています。

普段大変お世話になっている先生がた。激務といわれる職業ですが健康状態が良好であることはとても大切ですね。

学校では学校給食というこどもたちの食育活動にも活かされる時間もあります。

厚生労働省「ライフステージに応じた食育の推進」からも、学童期は健全な食習慣を身につけよう とあります。

この重点テーマを実践するためにも出来るだけ忙しい先生方が少しでも健康的な心と体をもっていただくためのご支援をさせていただきました。

生徒たちにはこまめに促している水分も先生たちは案外補給する機会が少ないこと

給食の指導をしていると案外自分が食べる時間がすくなくなり、早食いになってしまう

など先生も食習慣に工夫が必要なんですね。。。

大人はこどもの見本となることが毎日の生活の一コマの連続。

少しでも改善実践ができることを一緒にみつけ、生徒たちにも食の楽しさ、大切さを伝えてくれる先生を応援したいと陰ながら思っています。

健診内の食事相談でいつも一緒になる栄養士の仲間との健診後のひととき。栄養士だって甘いものには目がないんですよ^^

健診後のデザート